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名を残さぬ「仕事」。

先日、墓じまいの読経を法要ついでにやってもらった。

そのとき永代供養墓に「戒名刻まない」のは、みなさんがここにくればお参りできるってわかっててくれればいいだけ、って話した。
そのことをブログに書いてて、思ったことを改めてメモ。

名を残すより、道筋を残したい。

誰か私を覚えている人がいるうちは、ジワジワと私の作った道筋のありがたみ感じてほしい(*^-^*)

片付けのために生まれてきた私は、履歴書に書ききれないくらい転職してきた。
それぞれの会社で事務員の引き出しから本棚、社内倉庫まで片付け、整理整頓。
掃除やごみ捨てが「仕事」に位置づけられておらず「ゴミ屋敷化」していた会社には、事務員の仕事として引き継ぎノートに記載。
入社時から担当していれば「自分の仕事じゃない」と見ないふりすることなく、淡々と清潔が保たれ、ゴミ屋敷化の再発が予防できる。
簡単に入力・印刷できる顧客データベースを再構築して、わかりやすいマニュアルを作成。

…私が入社する前と後で、社内環境が全然違うことにたいていのダメ男たち(主婦に感謝したことない男たち)は気づかない(笑)
残したマニュアルや引き継ぎノートのありがたみさえも。
(ダメ男たちは、ノート通りに動く新入りに、誰でも同じように動けるじゃん、としか感じない)

引き継ぎノートやマニュアルには、著者名はない。

すべてデジタル文書。
なので、書き加え、変更されて、まるで会社設立時から当然あったかのように受け継がれて、会社を支えていく。
それが、私のやってきた、名を残さぬ「仕事」
私の仕事っぷりを、年齢近い社長が「会社の奥さん的存在」って表現してくれて「ナイス表現♪さすがわかってる!(✽ ゚д゚ ✽)」って思ったことも。
そのダメ男じゃない社長には、残念な、カネづかい荒い相棒がいて(=o=;)
なんの責任もない平社員のソイツにそそのかされて社長が莫大な借金背負う未来を警告、でも結末見届ける勇気なくて会社辞めた。
「私かヤツかどっち取る?!」って(笑)
…10年後、ヤツが責任負う役員なってから大事業に着手。一安心♪(*^-^*)
…前世でね、中世ヨーロッパ時代に、城主だった社長をそそのかした司教がいて、城主はギロチンに、司教のヤツは得るもの得て逃げて無事。私はおそばに仕えていてなにかできなかったか?!って後悔してる…という夢をみたの。
その夢がリアル過ぎて、それがその会社辞めてまで抗議した理由。社長も会社も続いてほしかったから。カネづかい荒い大事業しなくても、コツコツ地味にやっても長く好かれるいい会社だったから。
あれが前世だとしたら、これでカルマはクリアできたかな??


「片付け」人生。
私が作ったデジタル文書が、今でも受け継がれてあちこちの会社を支えていたら嬉しい。
あちこちの会社ちょこちょこ片付けてきて、短期間しかいなかった存在だけど、なにか「した仕事」が生き続けてるってことだもの♪
事務仕事コンサルタント的に、各社担当したと思えば、全部ひっくるめて「片付け」だったの、結局。

一段落した現在。
さぁて、次の大物片付けがくるのか、片付け人生とは別のなにかがくるのか。
身軽さに磨きをかけて待つ日々です\(^o^)/

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