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昔の教科書では。

(2010-02-11の日記より)

最近、仕事で昔の子どもたちの教科書に触れています。
そこには、驚くほど時代を反映した世界観が色濃く広がっていました。

正直言って、私の学んだ教科書はなんて「つまらない」んだと思うほど、現実社会と離れた内容だったと気づかされます。

昨日は明治時代の「書き方手本」、今でいう「習字」の教科書を見たのですが、例えば「高等小学校」の「女子用」の手本には「中元」「歳暮」といった実用的に使う文字の手本が。
「姑」「舅」「嫁」「夫」といった家族を示す文字、「豆腐」など料理に関わる文字も。

当時の日本国民として覚えさせたい言葉(宗教的な言葉を含む)、高学年の女子ということで、結婚をするにあたり読み書きできる必要のある言葉がそこに並んでいました。
…そんな生活に密着した文字、きれいに書く練習した記憶ないですよね?
「春の陽光」とか全然日常的じゃない美しい文字列を手本通りに書いてただけだった気がする。
「書き方手本」だけでなく「読む」ための国語も歴史と道徳に近い印象。男子は漢文で更に歴史を学んでいたようです。
算数や理科より、裁縫の教科書の方が内容も充実している印象。

…ごく一部を見ただけで全体を把握した気持ちになるのは危険だけど、と前置きした上で。
生きるために必要な最低限の知識を教えてくれてた気がしました。

果たして、今の子どもたちが受けている授業内容は日々の生活と直結しているのでしょうか…?気になりました。
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